Rippleは2026年6月、ルクセンブルクの金融監督委員会(CSSF)からCrypto Asset Service Provider(CASP)ライセンスの予備承認を受けたと発表しました。この承認はEUの暗号資産規制枠組みであるMiCA(Markets in Crypto-Assets)に基づくもので、最終的な行政条件の充足を経て正式に確定します。
Rippleはすでに欧州でElectronic Money Institution(EMI)ライセンスを保有しており、今回のCASPライセンスと組み合わせることで、欧州の商業銀行、フィンテック企業、一般企業向けに決済ソリューションを提供できる体制が整うとしています。同社のUK・欧州担当マネージングディレクターであるCassie Craddock氏は「最終承認後、欧州の銀行や金融機関、フィンテック企業は、単一の規制対応インテグレーションを通じて当社のエンドツーエンドの暗号資産・ステーブルコイン決済インフラにアクセスできるようになる」と述べています。
Rippleは欧州での事業拡大に積極的に投資しており、ロンドンに世界第2位規模のオフィスを構えています。欧州全体での従業員数は約200人に達しており、ルクセンブルク、アイスランド、アイルランドにもオフィスを設け、ジュネーブにはエンジニアリング拠点を置いています。
CASPライセンスの最終承認は、残る行政条件の充足状況に依存しており、正式な確定時期は現時点では明らかにされていません。